コセキファーム|金のセレブ米・つや姫ホンポ

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著者のリアルな体験と想いに共感しました。
読めば読むほど、私たちが普段食べている食品の実態に驚かされます。

本屋さんでもよく目にするようになりましたが、
読んで以来、スーパーに買い物に行くときは必ずラベルを確かめる習慣が・・
なんて方も多いのでは??

安部司著 「食品の裏側」
2006.10.31:金のセレブ米スタッフ:count(2,699):[メモ/・金のセレブ米/メモ]
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Amazon.co.jp より
日経ビジネス編集部 大西 康之

痛烈な内部告発書である。食品添加物の専門商社の敏腕セールスマンだった著者が、食品メーカーの“手口”を次々に暴露していく。

例えばミートボール。安くて、おいしいミートボールは子供の人気メニュー。温めるだけで食べられるのでお母さんも大助かりだ。

だが、製造現場を見てきた著者はこう描写する。「形はドロドロ。水っぽいし、味もなく、そのままではとても食べられるシロモノではありません」という牛のクズ肉を、安い廃鶏のミンチ肉と組織状大豆たんぱくで増量し、20~30種類の食品添加物を加える。ミートボールの正体は「もはや添加物のかたまりと言ってもいい」得体の知れない食べ物だった。

このミートボールの製造原価は1パック20~30円。添加物セールスマン時代の著者は、廃棄の運命にあるクズ肉に商品価値を与え、食品メーカーも大儲けでき、消費者も「安くておいしい」と喜んでくれる、と誇りを持って添加物を売ってきた。

しかしある日、著者の娘の誕生日に、件のミートボールがテーブルに並んだ。うれしそうにほおばる娘を見た時、著者は反射的に皿を取り上げ、中身を捨てた。「生涯の仕事」と思っていた添加物セールスが「死の商人と同じ穴のむじな」に思え会社を辞めた。
2006.10.31:staff:修正削除

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